基礎知識 方言いくつか系列があるらしいということが分かってきたので、紹介します。式根島に現在の人たちが住み始めたのは、伊豆七島の中では非常に歴史が浅く、明治二二年に新島から移民が来たのが現在の「初代」にあたる。 ちなみに、今の中心は四代目・五代目。(最近赤ん坊の六代目が生まれ始めました、くらいの世代です) 1 古くは流人の武家言葉が残っている 例「おっつけしょもんだ!」→これ、アンコールの意味で使用されます。 宴会などで上手な歌などが歌われると、「おっつけしょもんー」と囃すのだそうな。コバヤシはまだ聞いたことはありませんが、これが、もともとは「おっつけ、所望する」という武家言葉がなまったものなのだそうですよ。 他、お皿のことを「ごきさら」→「御器皿」など。 「ごきさらもってこい!」などと使うのだそうです。 2 静岡方言。 語尾が「~ずら。」となるものなど。 大島だとこれが更に「~だら」に変化するそうな。 3 式根島の特徴。 更に上の1・2の古い方言に、三代目・四代目の働き盛り組が多く全国からやってきた。北は北海道・南は九州沖縄来た方もいて、これらの言葉が混ざり合い、今の式根島方言になったと考えられるそうです。 4 ちなみに e音がi音に変化 例 エビヅル(ヤマブドウのこと)→「イビヅル」 z音がd音に 例 お膳(おぜん)→オデン まあ、こんな話などを聞きながら暮らしています。 memo 北東の風→ならい 南西の風→ながし 西風→にしんかぜ ジャンル別一覧
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